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コウモリ駆除に忌避剤は効果的?家庭でできるコウモリ対策について

2023/8/10 │ カテゴリー: 最新情報

今すぐコウモリを追い出したい方へ

自宅や店舗にコウモリが棲みついてしまい、「今すぐコウモリを追い出したい」と悩まれていませんか?

そして自分で何とかしたいと考えている方は「コウモリ駆除・退治グッズ」「忌避剤・忌避スプレー」の使用を検討されているかもしれません。

今回はコウモリ駆除に役立つ便利グッズ「忌避剤」について紹介いたします。

コウモリ駆除を始める前の注意事項

コウモリ駆除を行う前に必ず知っておかなければいけないことは「許可なく自分でコウモリを駆除してはいけない」ということです。 コウモリは鳥獣保護法にて保護されている動物ですので、駆除目的でも個人が勝手に殺してしまうことは法律で禁止されています。
詳しくはこちらの記事で解説していますのでご参考ください。
コウモリ駆除は禁止?自分でコウモリを退治してはいけない理由と対策

とはいえ棲みついてしまったコウモリを放置することはできないですし、自分でできることは今すぐ実施したいですよね。

そこで「忌避剤を使って」「殺さず」「コウモリを外に追い出す」方法がおすすめとなります。

ただし今回ご紹介する方法は、忌避剤を使った一時的な対策であり、完璧な対策ではありません。
コウモリを追い出すことができなかったり、再度コウモリが舞い戻ってきてしまう可能性があります。
そのようなことがないように、最終的には私たちのような専門業者に駆除依頼することをおすすめします。

ご家庭でもできる一時的な対策であることをご理解の上、以下の解説をご参考ください。

忌避剤って何?

忌避剤とは、コウモリが嫌がる臭いや煙、音を使ってコウモリを追い出すアイテムです。
撃退方法によって、効果や使用場所が異なりますので、コウモリが棲みついた場所に適した忌避剤を選びましょう。

忌避剤の種類

種類使用場所効果期間
スプレータイプごく狭い場所
換気口・狭い隙間等
短期間
ジェルタイプ狭い場所
ベランダ・軒下等
長期間
錠剤タイプ狭い場所
ベランダ・軒下等
中期間
燻煙タイプ広い密閉空間
天井裏・屋根裏等
短期間
超音波タイプ反響する場所
天井裏・床下等
短期間

スプレータイプ

スプレータイプの忌避剤は、コウモリが苦手な天然のハッカ油を主成分としているため、殺傷能力がなく人間やペットに影響がないのが安心です。
ただしスプレー噴射による対策ですので、配管や換気扇など狭い場所にしか使えず、効果があるのも3〜6時間と一時的です。

狭い場所に棲みついてしまったコウモリを一時的に追い出すのに使えますが、その後の対策を施さないとまた戻ってくる可能性があるため気をつけましょう。

燻煙タイプ

忌避剤が含まれた煙をコウモリの住み着いている天井裏や床下に充満させてコウモリを追い出します。
コウモリが苦手とするハッカ油やハーブが主成分。忌避効果は約2日間くらいです。
煙がこもりやすい場所、屋根裏や床下にコウモリが棲みついた場合に効果的な忌避剤です。
逆にベランダや軒下など屋外や広い空間での使用には向いていません。

こちらも煙が充満している間のみ効果がありますので、その後の追加対策が必要です。

錠剤タイプ

長期間の侵入防止として効果が期待できるのが錠剤タイプの忌避剤です。
コウモリの棲みついている場所にまくだけで追い出すことができます。
ただし主成分は粗製ナフタリンという人体に有害な成分であるため、使用方法をよく読み、取り扱いには十分注意してください。
効果は約1ヶ月くらい持続します。

ジェルタイプ

錠剤タイプよりも持続期間が長いのがジェルタイプの忌避剤です。
専用のトレーなどに入れたり吊るしたりしてベランダや軒下に設置することで、コウモリの忌避効果を発揮します。
持続期間は約1年のものもあります。

臭いによる忌避を行いますので、設置場所には忌避剤の臭いが長い間漂います。
ベランダに洗濯物を干す場合などには注意が必要です。

超音波タイプ

コウモリは超音波を出して、反響の度合いで位置を確認します。
それを習性を利用して、超音波でコウモリの感覚を狂わせてコウモリを追い払うのが超音波タイプの忌避剤です。
屋根裏や床下など、音が反響しやすい場所での設置が効果的です。

ただし音が出ている時しか効果がありませんし、コウモリが音に慣れてしまうと効果がなくなる場合があります。

コウモリ駆除を行う手順

コウモリを追い出すには下記の手順を参考にしてください。
(1)侵入経路を見つける
(2)コウモリを追い出す
(3)侵入経路を防ぐ
(4)コウモリを寄せ付けない対策を施す

コウモリ駆除の際に気をつけるのは、一度追い出したコウモリが二度と戻ってこないようにすることです。
そのためにはまず最初に「どこからどうやってコウモリが侵入したのか」を見つけることです。
これが分からないと、追い出してもまた戻ってきてしまいます。

侵入経路がわかったら、スプレーや燻煙タイプなど、短期間で効果のある忌避剤を使用してその場からコウモリを追い出します。

コウモリを追い出したら、侵入経路を防ぎます。

最後に二度とコウモリが近づかないように、持続期間の長いジェルタイプや錠剤タイプの忌避剤を設置します。

コウモリ駆除を行う際の服装・装備

コウモリ駆除を行う際には、服装や装備にも注意が必要です。

服装

動きやすく、汚れてもいい服

マスク・ゴーグル・手袋・帽子(ヘルメット)

コウモリの巣には糞がたくさん落ちている可能性があります。
コウモリの糞には病原体やアレルギー物質が紛れている恐れがあるため、これらを吸い込まないようにマスクを必ず着用しましょう。
またゴーグルや手袋も帽子やヘルメットも着用しましょう。

コウモリ駆除に効果的な時間帯

棲みついたコウモリを追い出すなら、コウモリの活動が活発になる夕方がおすすめです。
コウモリは夜行性のため、昼間は眠り、夜間に活動します。
夜にコウモリ駆除を行うのは危険なため、暗くなりすぎない夕方の時間に追い出しを行うと良いでしょう。

夜になるとコウモリがやってくる場合は、巣ではなく一時的な休憩場所になっていることが考えられます。
昼間の間に忌避剤を設置して、コウモリが近づかないようにしましょう。
またコウモリは光に集まりやすいため、夜は屋外のライトを消すのも効果的です。

コウモリ駆除をした後に必ず行うこと

コウモリを追い出したら、必ずコウモリがいた場所を清潔にしてください。
コウモリは病気やアレルギーのもとになるウィルスを持っていることがあるため、コウモリを追い出しても糞尿などが残っていては危険なままです。
またコウモリの糞尿が残っていると、再びその場所を目指してコウモリが戻ってくる可能性もあります。

ただし清掃の際にはこれらに触らないよう、十分な装備をした上で実施してください。

自分で駆除するのが難しい場合は専門業者に相談を

今回紹介した忌避剤を使えば、ご自身でもコウモリを追い出すことは可能かもしれません。

しかしコウモリ駆除で大変なのは、侵入経路を特定してそれを防いだり、コウモリの糞尿を清掃することです。
せっかくコウモリを追い出しても、コウモリが再び侵入してしまったり、糞尿で汚れたままでは、再び嫌な思いをしてしまうでしょう。

またそもそもコウモリの姿を見たくない、触りたくない、清掃をしたくないという方もいらっしゃるでしょう。

そのような時こそ、私たち専門業者にご相談ください。
皆さまの手を汚すことなく、今いるコウモリを追い出し、二度とコウモリに悩まされることがないように徹底した対策を行います。

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