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コウモリが来ない方法はあるの?
2017/10/13 │ カテゴリー: 最新情報
毎年、夏になると黒いお米のような物体がベランダや玄関、室外機の上に落ちている。
新築なのにと頭悩ませているお客さんも多いです。
現在の住宅設計では気密工法で大きな隙間が殆どない「空気の流れを考えた設計」住宅が多いです。
そこに落とし穴があり、24時間換気扇など各部屋についていたり、風の流れを作るために壁に隙間(2cm程度)がある。
実は住宅が好む傾向にあります。
コウモリも多数住処を作り今日はこの御家、明日は隣と住処を替えている場合もあります。
それが現在のコウモリ
住む環境に合わせて変化しているのだ
先日、横浜市某所の住宅でフンが多数下部におちていたにもかかわらず対策を取りましたがその日はまったく出てきませんでした。
予防処置を行い、侵入口を塞ぎ殺菌消毒をしっかりして完了しました。
福岡市のお客様宅では、下部にフンなど形跡は殆ど見られませんでしたが追出し処理をしたら一箇所の隙間から12頭コウモリが
出てきました。(移住するタイミングもあるでしょうが)
コウモリが来ない方法はあるの?
完全に来ないようにするのは難しいですが、わが家にこないようにするにはコウモリが住みにくくしなければなりません。
住宅建材「サイディングや建物設計」など多数ありますが、コウモリのために建物は設計するわけにはいきませんので
難しいですね。人が住みやすく、コウモリや害獣が近寄らない住宅は今後出来るのでしょうか
それを踏まえ、わが家の点検と申しますか、定期的に家の周囲をまわり変化(形跡など)ないか見ることで早期発見
が出来ます。初期段階であれば対策も簡易に終わることが多いです。
一生に何軒も建てるのであれば良いのですが中々、出来ませんよね。
我が家を長く持たせるために自分で家の変化を知ることが大事です。
害獣だけではなく、建物の劣化など補修箇所も自分で見つけ家に意識をすることが一番大事
ではないでしょうか。
先ずは家をしっかり見ることから始めましょう。
㈱防除研究所(ボウケン)
梅木厚生